「高く売る」より先に、悩んでたことがある
不用品を売る方法を調べると、だいたい「どこが一番高く売れるか」の比較になる。メルカリと買取店、どっちがいいとか、宅配買取のメリット・デメリットとか。
でも、実際に物を手放そうとしたとき、私が悩んでたのは金額じゃなかった。売る手間と、片付けが進むことのバランスだった。
この記事では、「どこが高いか」の比較じゃなくて、40〜50代になってから物を手放すときに、実際どういう基準で考えて、どう動いたかを書いていく。
好きだった物ほど、なかなか手放せない
私は長年集めていたフィギュアがある。ずっと「そろそろ売ろうかな」と思いながら、結局手をつけずに時間だけが過ぎていた。
一度、駿河屋に見積もりを出したことがある。でも、査定額を見たら「もったいない」って気持ちが急に出てきて、そのときは見送った。値段がついたことで、逆に手放せなくなるっていう、我ながら面白い心理だった。
しばらくしてから、もう一度見積もりに出してみた。そしたら前回9000円だった査定が、12000円になっていた。ここまで上がるならって、そのタイミングで売却を決めた。
不要だから即処分、とはならなかった。好きで集めた物だからこそ、決断に時間がかかるし、一度見送ってからでも遅くない。これは、若い頃の趣味の物を持ってる人なら、わかる感覚じゃないかと思う。
漫画は、高額じゃなくてもいい
漫画は、そのときどきで読まなくなった分を、都度売るようにしてる。フィギュアみたいに大きな金額になることはあまりないけど、目的は換金より、本棚のスペースを空けることのほうが大きい。
「高く売れないなら意味がない」と思ってしまうと、こういう物は結局手放せないまま溜まっていく。金額じゃなくて、スペースが空くことに価値を感じられると、売る対象がぐっと広がる。
ツアーグッズは、その時の熱量で買って、後で扱いに困る
好きだったアイドルのツアーグッズも、駿河屋で売ったことがある。
現場のパッションで買った物って、時間が経つと扱いに困るというか、当時の熱量のまま持ち続けるのが難しくなることがある。応援していたグループが活動休止に入ったタイミングで、どうしても手放せない物だけ手元に残して、残りは売ることにした。
これも、全部処分したわけじゃなくて、「残す物」と「手放す物」を自分の中で分けた結果だ。思い入れのある物ほど、全部か全部じゃないかの二択で考えなくていいと思う。
売却先は、物によって分けて考える
こうして振り返ると、私は「全部同じ場所に売る」というより、物によって考え方を変えてきた。
高く売れそうな物、値段はそこそこでもスペースが空けばいい物、思い入れが強くて時間をかけて判断したい物。物ごとに優先度が違うから、売却先も自然と分かれてくる。一つの買取先にまとめて送れば手間は減るけど、それだと「本当は別の判断があったかもしれない物」まで一緒くたにしてしまう気がしてる。
まとめ
不用品を売る方法を比較するとき、私が大事にしてるのは、高く売れるかどうかより、自分が納得できるタイミングかどうかだった。
好きだった物ほど、手放す決断に時間がかかるのは普通のことだと思う。一度見送ってから、後で売ることになっても構わない。漫画のように、金額より場所が空くことに価値がある物もある。思い入れの強い物は、全部残すか全部手放すかじゃなくて、一部だけ残すという選び方もできる。
売却先を一つに絞らず、物によって使い分けていい。それくらいの緩さで考えたほうが、結局は片付けが進むと感じている。

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